こつこつ測り隊の日記

市民放射線測定グループ こつこつ測り隊のブログです。

【測定】城里町 総合野外活動センターふれあいの里 13/7/8

場 所 : 城里町 総合野外活動センターふれあいの里
日 時 : 7月8日(月)10:00~13:00
天 候 : 晴れ 気温34.4℃、風向風速SE3.8m(アメダス笠間12時)


ふれあいの里は、水戸市七つ洞公園と共に、
子供たちを安心して遊ばせることの出来る
おすすめの自然公園だと 感じました。

水戸市北西部の藤井川ダムのすぐ北隣に位置する
城里町の総合野外 活動センターふれあいの里は、
標高50~ 70mの丘陵地帯に広がり、
落葉広葉樹を中心に一部に
常緑広葉樹緑と針葉樹林が広がる緑豊か な自然公園です。
ここの特色としては、バーベキューやキャンプ、
バンガローでの宿泊が楽しめる施設が充実している点があげられま すが、
そればかりではなく自然度の高い環境に囲まれているので、
数多くの昆虫や野鳥が観察できる場所として
自然観察系の業界では そこそこ人気のある場所でした。

私は自分の主宰する学習会で、震災の前年2010年の初夏、
藤井川ダムからほど近い上流域にある
その昔徳川家への「献上茶」 として有名な「下古内地区」 にある
少ないお茶の加工工場の見学会の後に、
みんなでバーベキューをやりに来た以来でした。
バーベキューコーナーの近くで子供たちと
「だるまさんが転んだ」 をして遊んだことを思い出しました。

個人的に1年半前城里町から御前山にかけて測定した際、
当時からかなり線量が低かったので、
この辺も低いのではないかと考えていましたが、
事前にYタカさんから
文科省の航空機モニタリングマップでは、
ふれあいの里は周辺より1レベル高線量の0.10~0.20μ㏜ /hになっている」
との話があり、 吹きさらしの那珂川の河川敷とは違い
緑に覆われた一帯なので、 あるいは地形の関係で若干高いのかと考えていました。

結果としては、 予想通り一箇所を除いて
いわゆるこの辺でいうところの1. 0を超えるようなホットスポットは確認されず
これならば子供たちを安心して野外活動させることができるのでは ないかと感じました。
 
最も高かったのは、
バンガローの敷地からキャンプサイトの広場へ斜面を下ったところ の
側溝に溜まった泥や落ち葉からなる堆積物でした。
線量は0. 5μ㏜/h程度だったと思います。
特に注意が必要な大きな木の根元でもほとんど変化なく高い場所は 見つかりませんでした。

おかしなもので低い所ばかりで退屈してしまったのか
見晴らしの山」というスギに覆われた小高い山を見つけて
「 北斜面に出れば高いかも」という予想で、 迷った挙句頂上まで登る事になりました。
登ってみたら意外と急で山道は長く頂上まで数百メートルはあった と思います。
途中何回も休憩を取ながら頂上を目指しました。
線量はほとんど変化がないどころか、
頂上に着けば北風が当たるので少しは上がるだろうという予想も見 事にはずれてしまい、
スギ林を抜けた頂上付近では逆に下がってしまいました。
アロカで0.1前後だったと思います。
せっかく暑い中登ったのに草ぼうぼうで全く見晴らすこともできず しかも低くて残念!
と思いましたが実はそうではなく、
ここは「 低い事がわかった」という収穫があったと考えるべきなのですね

細かい数値に関しては当日のデータを参照願います
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